ライティング・ブック1

商品の特長

●教科書と自習用Webサイトなどを含むオンラインマルチメディア教材を統合したパッケージ型
●学生のライティングの課題に使える興味深いトピックを複数用意。
●現代社会における様々なシチュエーションやニーズに必要なライティング技術を解説。
●学生と教員が利用できるオンライン教材を追加。
●教材を購入されたお客様には充実したオンラインサポートを無償で提供。
●学生のオンライン教材の使用履歴や、クイズの結果などを教員がいつでも確認可能。
●オンラインテストの自動採点機能や、ダウンロードしてプリント可能な紙テストも併せて利用可能。

目標および目的

The English Course - Writing Book 1 (Second Edition)は、英語にある程度の馴染みがある大学生や若い世代の学習者のために作られたライティングの教材です。CEFR A2/B1レベルの学習者を対象とし、様々なシチュエーションに適した文章構成のスキルを鍛えるライティングコースです。

このコースでは、学生が基本的な英作文のスキルを身につけられることを目的とし、複雑さを増す現代社会における様々な課題やトピックを収録しています。各議題を生徒に対して詳細に解説し、それらについての文章の構成方法などをタスクに組み込んで教えていきます。教材のコース設計としては、初期のユニットにおいては学生が英語に馴染みやすいように簡単な解説とタスクを用意し、コースが進むにつれてタスクの難易度と長さが増していきます。この教材は、教員が教科書を使用した教室内での利用だけではなく、生徒が教材に含まれるオンラインサービスでのマルチメディア教材を利用した自習勉強にも適しています。

このコースでは、英語で文章を書くことを楽しく、そして興味を持って学べることを狙いとしています。各ユニットに選ばれたトピックは現代的で、学生の年齢層にふさわしく、国際的にも認知度が高い物を選んでおり、学生が共感しやすく興味を引けるように設計されています。教材におけるライティングの課題では、学生の英語の知識に合わせた文章構成の方法を解説していきます。各ユニットは重要な一つのライティングスキルにフォーカスしており、そのスキルを二つのテーマを用いて順序良く解説していくことで、生徒のライティングスキルを一つずつ養っていきます。

この教材の主な構成要素は、この教科書と、学生が個別で利用できる(?)オンラインサービスを利用したマルチメディア教材です。また、オプション購入可能な教材に沿ったワークブックも用意しております。そして、各ユニットの円滑な指導をアドバイスする教員向けのガイドラインとアンサーキー(クイズの答え)は、コースのウェブサイトにて掲載されています。

シラバスおよび内容

ユニット1 - はじめに
フォーカス1- 単純な文の書き方を理解する
フォーカス2- よくある文の間違いを理解する
●正しい文の書き方
●パラグラフを理解する
●文中の一般的な誤りを認識し、見つけ、理解する方法
ユニット2 - より良い文章を書くために
フォーカス1- 複文を書く
フォーカス2- 複雑な文章を書く
●複文の書き方
●複雑な文章を書き方
ユニット3 - パラグラフ(段落)を書く
フォーカス1- 英語でのパラグラフはどうあるべきか
フォーカス2- パラグラフとは何かを理解する
●パラグラフはどうあるべきか
●パラグラフのまとめ方
ユニット4 - ブレインストーミング
フォーカス1- ブレインストーミングで文章のアイデアを得る
フォーカス2- アイデアを発展させる
●クラスターの作り方とリストの作り方
●アイデアをさらに発展させるには
ユニット5 – - アンケートの作成
フォーカス1- アンケートを始めるにあたって
フォーカス2- 良いアンケートの質問と回答の作成
●アンケートでどのような質問をするかを選ぶ
●アンケートの良い質問の書き方
ユニット6 - レポートの書き方
フォーカス1- 調査レポートの整理
フォーカス2- データの説明と結果の分析
●研究レポートのまとめ方
●研究データの説明方法
ユニット7 - レビューを書く
フォーカス1- レビューを理解する
フォーカス2- レビューを書く
●トピックの基準をどう考えるか
●自分の考えを説明するための形容詞・副詞の使い方
●レビューの書き方(意見の書き方)

ユニット構成

この教科書のすべてのユニットは、同じ基本設計の元で作られています。本コースのほとんどのユニットを教えるための推奨スケジュールは以下のとおりです。しかし、一部のユニットはこのパターンに正確には当てはまりません。各ユニット内のタスクの数や難易度は、ユニットごとに異なるからです。また、一部のアクティビティは他よりも多くの時間を必要とする場合があります。

1週目- 復習(またはウォームアップ)とフォーカス1

タスク1- レビュー
生徒は前のユニット(ユニット1のウォームアップフェーズを除く)の練習問題を解いたり、教科書の例文やそのアイデアについて話し合ったりします。

ユニット前半 フォーカス1

ユニットの導入教材
生徒はフェーズ1の導入にあたって大切な考え方や文法事項を学習します。

タスク2~4
生徒は導入教材に関連するさまざまなタスクをこなし、ユニットの議題についての理解度を確かめます。

クイズ1
生徒は、個人またはチームに分かれて、フィードバックと採点付きのインタラクティブなマルチメディアクイズに挑戦します。

サンプル資料

以下の画像をクリックすると、教科書のユニットのサンプル教材と、それに付随する音声またはビデオ教材が表示されます。

ライティング・ブック1のユニット4ページ

左の本の写真をクリックして、教科書からユニット4のPDFファイルを開く、もしくはダウンロードします。

追加の教材- ユニット2のクイズ1

左側のストップウォッチアイコンをクリックすると、教科書のUnit2のクイズを含むzipファイルがダウンロードされます。

 

著者について

ガリー・アイルランド

イギリス、レスター出身。大学を卒業後、来日前に、ガリーは数年間世界中を旅して過ごし、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中米の50以上の国々を訪れました。1986年にバックパッカーとして初めて日本を訪れ、1988年に再び日本を訪れると、語学学校で英語を教えるようになりました。彼は1993年に大学にて教え始めて以来、さまざまな教育機関で教鞭をとり、以来8つの大学で教育を行ってきました。現在は、東京にある大学の教授です。ガリーとマックスは「The English Company」のアイデアを作り、2006年に「The English Company」を設立しました。

マックス・ウーラートン

イギリス、ロンドンー出身。1987年に日本に訪れ、私立の語学学校で英語を教え始めました。その6ヶ月後には、専門学校で働くことになり、現代問題(Current Issues)のコースと、特殊目的のための英語(English for Special Purposes)のコースのコーディネーターを担当していました。1996年から1999年の間に、彼はさまざまな機関であらゆる年齢とレベルの学生を教えることによって、経験を広げていきました。マックスは1999年に大学で教え始め、パートタイムのインストラクターとして8つの東京の大学で教鞭をとりました。2004年、マックスはマンチェスター大学(教育技術とELTプログラム)で教育学修士号を取得しました。 2012年より、東京の中央大学の専任教授を務めています。2018年から2019年には、イギリスのイースト・アングリア大学の教育・生涯学習学部にて客員研究員を務めていました。

 

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